学校で一人だけ私服の巻き−エピソード1
キキピンが学校で一人だけ私服であることは以前にお伝えしましたが、いくつかの用件で担任の先生から電話があった際、最後にそのことでも話がありました。
なんでも、「お宅の娘っこ本人に聞いたら制服着たいと言っていて、、」「友達のお母さんが聞いたら、そう答えたというのをその友達が言ってきたので、改めて聞いてみたんですけど、、」だそうです。
本当に面倒臭いです。まず、なぜ友達のお母さんが聞く必要があるのかと。自分は毎日好きな服を着て行って、周りの子たちはなぜか(異様なことに)意味もなく奨励服を着せられていて、そのせいで自分だけ目立って、友達のお母さんに「なんか無理やり私服着せられていない?可哀想。」みたいな恣意的な意図で「みんなと同じように制服着たくないの?」と聞かれるわけですよね。そりゃ、「着たい。」と言うに決まっているではありませんか。
まさか「いやいや私が自分の意思で私服着てますよ。お宅のお子さんこそ制服無理やり着せられていませんか。」なんて、小学一年生が言う訳ないですよね。小一からそんな頼もしい図太い返答をする子が居たら全力で次期首相に推します。
それこそ女の子だったら、「空気を読まずに好き勝手している子」なのか「父親の命令に従う可哀想な子」なのかを聞かれたら後者を選ぶに決まっています。(大人のそういう「質問の意図」を何となく察するぐらいのことは幼稚園児でもできるでしょう。)
パプ夫もキキピンにはある程度そういう女性的な強かさは備えていて欲しいので、「良いぞ、可哀想な子を演じて周りに優しくされる術をもっと磨くんだ。」ぐらいに思っていて、キキピンに対してこの件で助言することは何もないのですが。
一人だけ異なる態様である子どもに「それ、どうなの?」と大人が聞いてきたら、それがどんなにしょうもないことであっても(本当にクソしょうもないじゃないですか。)「ひょっとして問題になっているのかな」と心配しますよね。そういうデリカシーのない質問をしてくる、そして「友達の親」と「担任の先生」でタッグを組めるというところに、この社会の恐ろしさを感じます。NASAに頼んで故郷のメロン星に避難したいぐらいだ。

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