ロン・ノル派の家系

パプ夫のキキピン観察日記 - にほんブログ村

 カンボジア人の奥様や旦那様がいらっしゃる方は、戦時中、または戦後に義父母がどの一派に属していたのかをご存知だったりするのでしょうか。

 キキピンの祖母とその兄弟はどうやらロン・ノル派の一家だったようです。リトルミィ(キキピン母)は普段から眼鏡のおっさんの悪口ばかり言っていましたし(今もきっとそうでしょう)、ポル・ポトはもちろん、時に王室に対しても辛辣だったので、パプ夫も浅い知識で「元はロン・ノル派なのかな。」と安直に予想を立てていたのですが見事にそのまんまだったみたいです。(ちなみに近年のリトルミィ一族はリアンシー推し。)

 かく言うパプ夫は、別に眼鏡アンチという訳でもありません。先日は彼に向かって「バルス!」と叫んでやりましたが(今頃、眼鏡を取り「プネァックニョ〜〜ム」と悶絶していることでしょう)、「それはそれ」というやつです。

 風貌もチャーミングですし、何かにつけて冗長に言い訳したり皮肉や冗談を多用したり(翻訳して貰わないと何を言っているか解りませんが)、フランス人っぽいところはむしろ好感が持てます。そもそもパプ夫は左利き、野菜嫌い、ADHDの三重苦を伴う生粋のマイノリティでポピュリストが大嫌いなので、日本の政治屋の98%(地方首長含む。政党単位で言えば全部。)やタクシン、ドゥテルテといった連中に比べれば、あのおっさんも少しはマシなことをしてきていると勝手に思っています。

 中国人向けにカジノを作ったり、中国の反日ドラマを昼間から垂れ流しているのも、案外冷静なカンボジアの市民が相手であればむしろ反中、親日感情をより強固にしているだけなので、全く気になりません。

 敢えて支持できる部分を挙げるなら、犯罪対策でしょうか。その面では結果も出していますし、そこまで強行な訳でもないですし、側から見て「奏功」という一言に尽きます。出所者の巣窟と呼ばれるプノンペンですら、バンコクやサイゴンに比べればよっぽど平和(※自動車以外)に感じますし、首都から一歩出れば尚更(※自動車以外)です。

 タイから拳銃、ラオスから麻薬、ベトナムから性病が入り、中国から沢山の唾液が飛んで来る中でよく凌いでいるなと感心します。

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