パプ夫、ナーナーを語る
バンコクのナーナー駅と言えば、ゴーゴーバー専用ビル「ナーナープラザ」で有名です。兼ね18〜12年ぐらい前が全盛と言われ(その前はシーロムのパッポン・ストリート)、その後はパタヤやアソーク駅前のソイ・カウボーイに比べて存在感が薄くなりました。今はどうだか全く分かりません。
スカイトレインに乗っていると、到着前に車内アナウンスで繰り返される、気の抜けた「ナーナー」がとても印象的です。
タイ語は声調が非常に重視される言葉なので、イントネーションが分からない場合には下手に当てずっぽうで喋るよりも、この「ナーナー」のように努めて平坦なイントネーションで発音すると、却って上手く行きます。「ワレワレハ、ウチュウジンダ。」にも近い喋り方です。

実はこのナーナー駅、旅慣れた旅行者やバックパッカーにも意外と使い勝手の良い街です。一番お薦めなのが夜間の両替。昼間の銀行より有利なレートで円/バーツを交換するなら、スクムウィット・ソイ3/1に並ぶイスラム系の両替屋がバンコク都内で最も便利ではないでしょうか。
上級者またはギャンブラー向けのやり方にはなりますが、飛行機の到着が夜遅くになる場合など、空港で千円分だけ両替、路線バスでササッと移動して、ここで残りを両替、再び路線バスでホテルや目的地に。なんていうこともできます。(ディスコなら歩ける距離にいくつもありますし、2番のバスでカオサンにも行けます。)
注意点としては、場所が分かりにくいこと、夜間は円の両替(特にバーツ→円)に対応していない店があること、真夜中はしょっちゅう留守にしていることなどでしょうか。(6、7年前の経験談なので詳しい状況が更に変化している可能性もありますが、御容赦ください。)

そしてもう一つのお薦めは、大通り添い(奇数ソイ側)の露天で売られる、ヒューゴボスだったりEA、D&GのロゴをパクったストレッチTシャツです。白と黒、稀にベージュもあったのですが、色移りも(IN/OUTとも)全くせず、白でも首元もほとんど黄ばまない、着心地もめちゃくちゃ良い、吸汗速乾で匂わない、値段も200バーツ(当時で700円)までは一瞬で値切れるなど、ブランドロゴをパクっているのがダサい点以外は最高な品でした。
タイで買った商品で6、7年経った今も持っているのは、本当にこのTシャツだけです。現在も同じものが近い値段で売られていれば良いのですが。そしてあのロゴさえ無ければ日本でも部屋着、下着限定にせずに済むのに。
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